組込み総合技術展 Embedded Technology 2017 レポート

2017 年 11 月 27 日   イベントレポート

11 月 16 日（水）～ 18日（金）にパシフィコ横浜で開催された << ET / IoT2017 >> に出展しました。

多くの皆様方にリネオブースへお立ち寄りいただき、ありがとうございます。今年の ET では、"Yocto でこれりな" をキーワードとして IoT ゾーン近くでブース展開をいたしました。「IoT とは？」とあらためて考えてみると「組込み Linux」は、その中核となる技術であり、「モノのインターネット」"IoT" は、まさに「モノの Linux」LoT : Linux of Things、つまり「組込み Linux」といっても過言ではないようです。会期を通して、注目のキーワード "IoT : Internet of Things" への関心の高さを実感できました。

17 日（木）17 : 00 からの ET フェスタもお楽しみいただけたかと思います。

レポートメニュー

高速起動と開発環境をメインに 新サービス "TAS"、Yocto コンシェルジュ、IoT に必須な高速起動などをご紹介。

恒例となっている
リネオの ET フェスタ。

デモ

超高速起動ソリューション Warp!!

Warp!! が動作する様々な評価ボードのデモ展示を行いました。64Bit CPU 対応、Android7.1.1 Nougat 対応、Multi-Core / Multi-Storage 対応、UserAPI サポートといった最新機能をご紹介。協業企業様の様々な Warp!! 対応ボードの展示をご覧いただき、萩原電気様の HRX1000 では「視線・瞼開度検知技術ソフトウェア」を参考出品。見て触ってその速さを体感いただきました。

アットマークテクノ

組込み Linux 開発環境 LinuxLink

米国 Timesys 社 CEO A.バンサル氏も来日され、クラウドをベースに Continuous Testing を組込み製品開発 シーンで実現する、画期的なサービス "Test Automation Service（TAS）" のお披露目の場ともなりました。デモをご覧になりました多くの方からは開発現場の IoT 化に高い関心を寄せていただきました。

Yocto コンシェルジュ

Yocto の看板を目にして足を止められる方が非常に多く、あらためて YoctoBSP がスタンダードなのだと実感しました。
Q&A サイトの「YoctoBBQ（BitBake Question & answer）」をご覧いただきながら「コンシェルジュってなに？」との問いに、スタートアップアシストサービス、カスタマイズサービス、超実践講座のご案内と具体的な内容をお伝えさせていただきました。

三菱電機株式会社 C 言語コントローラ 対応 ELITE

Lineo uLinux ELITE から生成した Linux が動作する 三菱電機株式会社 MELSEC C 言語コントローラ Q26DHCCPU-LS。エッジコンピューティング、ファクトリーオートメーションを想定した、温度センサーからの情報を温度変化に応じて工場の冷暖房を制御するイメージで FAN と LED を用いた模型をメインに、バンドル版 "uLinux Station" 上での数値変化などをご覧いただきました。

ET FESTA

会期 2 日目の 17 日（木）午後 5 時から「ET フェスタ」での模様です。
恒例となりましたリネオの ET Festa。今年も「リネオ特製おつまみ」の燻製と本拠地長野県塩尻市の地元ワイナリー様に協賛いただいた名産ワインをご用意しました。

ブースでは多くの方に塩尻名産のワインをお楽しみいただきました。アルクマや助成金でお世話になっている長野県/塩尻市への感謝の気持ちと、観光や I ターン、U ターンにも繋がればと様々なパンフレットをご覧いただきました。

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