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2013年 6月17日
Vzet Ver.2.2 で追加された機能について
6月17日にリリースされたVzet ver.2.2で追加された機能についてご紹介します。

  Vzet-sched


1  新機能

1.1.  データカウント機能の搭載


    指定した区間内のデータ数をカウントし、その結果を表示できるようになりました。
    グラフ上で左ドラッグすると、ドラッグ区間内のイベント、並びに、PID(プロセス)切り替えの数をカウントし、専用画面に即座に表示します。

Linuxデータの収集と表示機能

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2.  改善関連

2.1.  グラフとテキストの双方向連動


    グラフとテキストエリアが、双方向で連動し表示できるようになりました。
  • グラフ上でダブルクリックすると、テキストエリアの対応する行がグラフ上のその箇所に連動し、ハイライト表示されます。
  • テキストエリア上でダブルクリックすると、対応するグラフ位置が表示されます。

グラフとテキストの双方向連動

2.2.  Linuxカーネル 3.3 以降への対応


    ftraceのトレースログは、Linux カーネル3.3でフォーマット変更され、次の5項目が新たに追加されました。
  • (1) 割り込みの有効/無効
  • (2) 再スケジューリング要求の有無
  • (3) コンテキストの情報
  • (4) プリエンプションの可否
  • (5) マイグレーションの可否 (RTパッチ適用カーネルのみ)
    Ver.2.2では、この5項目をグラフ上のツールチップとテキストエリアに表示できるようになりました。

Linuxカーネル 3.3 以降への対応

2.3.  その他


  • イベント表示の改善 (イベントごとに非表示を設定できる「イベントの選択表示」画面の新設)
  • リモートトレースの改善 (通信の高速化など)

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  Vzet-image


1  新機能

1.1.  「カスタムスクリプト」によるリモートデータ収集


    Linuxデータをリモート収集する際、スクリプトのカスタマイズがより柔軟にできるようになりました。
    Vzet指定のフォーマットで書かれたスクリプト(カスタムスクリプト)を読み込むと、リモート収集の各フェーズ(接続、収集開始、収集終了とグラフ表示、接続断)で、その内容を実行することができます。各フェーズは「接続」下のプルダウンメニューに対応します。
    次は、ftraceのfunction_graphトレーサを使用して、割り込み時間 (asm_do_IRQ) を計測するカスタムスクリプトの例です。 (beagleboard Rev. C4上のLinuxカーネル2.6.38で動作確認)
    #!view-filename
    # #!stopにおいてVzet-imageで表示されるファイル名を指定します。
    trace_IRQ_time

    #!connect
    # [接続] →[接続] クリック時に実行するコマンドを指定します。

    #!start
    # [接続] →[収集開始] クリック時に実行するコマンドを指定します。
    sudo umount /sys/kernel/debug/
    sudo mount -t debugfs nodev /sys/kernel/debug/
    sudo chmod -R ogu+rwx /sys/kernel/debug/
    sudo echo 1 > /sys/kernel/debug/tracing/tracing_on
    sudo echo 0 > /sys/kernel/debug/tracing/tracing_enabled
    sudo echo "" > /sys/kernel/debug/tracing/set_event
    sudo echo asm_do_IRQ > /sys/kernel/debug/tracing/set_ftrace_filter
    sudo echo 1 > /sys/kernel/debug/tracing/events/irq/irq_handler_entry/enable
    sudo echo function_graph > /sys/kernel/debug/tracing/current_tracer
    sudo echo 1 > /sys/kernel/debug/tracing/tracing_enabled

    #!stop
    # [接続] → [収集終了とグラフ表示] クリック時に実行するコマンドを指定します。
    sudo echo 0 > /sys/kernel/debug/tracing/tracing_enabled
    sudo echo 0 > /sys/kernel/debug/tracing/events/irq/irq_handler_entry/enable
    sudo cp /sys/kernel/debug/tracing/trace_pipe
    /opt/uSolutions/Vzet/var/remote/ftrace/trace_IRQ_time
    sudo echo nop > /sys/kernel/debug/tracing/current_tracer
    sudo echo '!asm_do_IRQ' > /sys/kernel/debug/tracing/set_ftrace_filter

    #!disconnect
    # [接続] → [接続断] クリック時に実行するコマンドを指定します。
    下図は、上記のカスタムスクリプトより収集したデータを表示したものです。

カスタムスクリプトより収集したデータ

    カスタムスクリプトのサンプルは、今後Webにて公開していく予定です。

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2.  改善関連

2.1.  フィルタリング表示機能の搭載


    指定した文字列を含む行のみを選択表示する、フィルタリング表示ができるようになりました。
    フィルタリングは、フロントパネルで操作し、フィルタリング条件にマッチする行のみを表示します。


2.2.  csvエクスポート機能の搭載


    表示内容をcsv形式のファイルに出力できるようになりました。
    フィルタリング表示機能と組み合わせることにより、必要なデータを含む行のみをcsvファイルに出力することができます。
    下図は、/proc/meminfoより収集したデータ(Vzet Ver.2.0同梱のサンプルデータt_proc_meminfo.out)から物理メモリの空きサイズをエクスポートし、Microsoft® Office Excel® にてグラフ化したものです。

2.2.	csvエクスポート機能の搭載


 
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